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毎月の星空について

2006年4月から2008年4月までの天象を、月ごとに表と図で表しました。各項目は科学館で独自に計算・調査・編集したものです。

■ 計算の定義
表の数値は下記の定義に基づいています。おおむね法律(126ページ)に従ったものです。

観察場所

大阪市北区中之島4−2−1 大阪市立科学館(北緯34度41.3分 東経135度29.6分 海抜0m)

見とおし

水平線は見えるとする(山・建物は無視する)

日出入

太陽の上端を基準とする

月出入

月の中心を基準とする

月齢

正午におけるもので、新月からの時間を日で表したもの。 ※新聞などでは午後9時を基準にしているものもあり、それとは値がずれる

旧暦の基準

東経135度であり、本来の天保暦で使用した京都や、中国や韓国など他国を基準としたものとは違う。計算の定義の違いにより日付(たとえば旧正月)がずれることがある

大気による浮き上がり(大気差)

遠方の物体は、大気によって浮き上がって見えるが、ここでは35分角の大気差を一律に計算にいれている。本来は気象条件(気圧・温度)によって変化する

■ 表記についての注意

月出・月入

時刻欄の値が「---」となっているのは、その日のうちに月出入がないことを示す。日付上、前後の日になる。

主な天文現象の用語

西方最大離角:内惑星(水星と金星)が太陽から西に最も離れる時をいう
東方最大離角:内惑星(水星と金星)が太陽から東に最も離れる時をいう
合:惑星が太陽と同じ方向にくることをいう
衝:外惑星等が太陽と正反対の方向にくることをいう
矩:外惑星が太陽と直角方向にくることをいう
新月・上弦・下弦・満月:月の朔望表(72ページ)の解説参照

星   図

月は位置変化が大きいため省略した