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太陽の高度・方位


  59〜62ページの図は、大阪における太陽の高度と方位を表わしています。
  夏至(6月21日頃)を過ぎてから冬至(12月22日頃)までの期間は、太陽の高度・方位を調べるのに、 午前(南中するまで)は59ページ、午後は60ページの図を使います。 また、冬至から夏至までの期間は、午前は61ページ、午後は62ページの図を使います。

  例として4月1日午後1時の太陽の高度・方位を調べてみましょう。
  1.  4月1日は冬至から夏至までの期間内ですから、午後の太陽の高度・方位は、62ページの図を使います。
  2.  62ページの図の左端の、4月1日のところから伸びる右下がりの曲線が4月1日の太陽の動きを表わします。この曲線と、図の中の13時のところから左下に伸びる曲線が交わっているところが、4月1日午後1時の太陽の位置です。
  3.  2,で求めた位置から右にたどると、太陽の高度(地平線からの角度)は57度であることがわかります。また高度の右側の目盛りは影の長さを表わしていて、この値が0.65ということは長さ1mの棒を垂直に立てると0.65mの影ができることがわかります。
  4.  2.で求めた位置から上下にたどると、太陽はおよそ南西の方角にあって、真南から27度の方位にあることがわかります。

  このようにして太陽の高度・方位を求めることができますが、午前の場合には目盛りの位置や曲線の傾きが、上の例とは左右反対になります。