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日付変更線について

 日付変更線は地球表面に引かれた想像上の線で、北極から経度180度の線に沿うようにして、南極まで続いています。この線を西から東に通過するときは日付を1日戻し、逆に東から西へ通過するときは日付を1日先に進めることになっています。
 地球は丸い形をしているので、地域によって時差が生じ、東の地域に行くほど時刻が進み、西に行くほど遅れます。
 例えば日本が1月1日午前0時のとき、日本にいた旅人が東まわりで世界一周をしたとします(ここで移動時間は一瞬に近いくらいに短いと仮定します)。旅人は、経度15度だけ東へ進むごとに現地の時刻に合わせて時計を1時間ずつ進めていくと、一周して(経度360度移動して)再び日本に戻ると、その人の時計は1月2日の午前0時を指している事になってしまいます。つまり、日本では1月1日午前0時なのに、旅人の時計は1月2日午前0時になってしまうわけです。
 このような混乱は船による長距離航海がさかんになった頃から問題となりはじめ、1884年の国際会議の場で経度180度の線を日付変更線とすることが定められました。ただし、ベーリング海峡で東へ、アリューシャン列島で西へ、またトンガ諸島ので東へ寄せられ、島や陸地を通らないようにしています。