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しし座流星群・飛びはじめを電波でキャッチ

話題のしし座流星群は、14日ごろから少数の流星が見られ初めたことが報告されているが、16日朝になって、かなり明るい流星が飛びはじめていることが、電波で流星を観測しているグループによって確認された。

これは、京都大学のMUレーダーや、アマチュア無線局から出る電波が、流星に反射して地平線下の受信局でとらえられることを利用した観測によるものである。流星反射で、地平線下の放送局の電波が受信できるこれら電波を利用する観測は、曇ってもあるいは昼間でも、放射点(しし座)が地平線上にある限り行える。大阪市立科学館でも2階展示場アマチュア無線コーナーでこの実験観測を行っている。またFM放送でも同じことが可能であり、大阪などでは、本来聞こえないはずのFM沖縄(87.3MHz)が一瞬〜1分間程度聞こえることがある。

京都大学超高層電波研究センター 信楽MUレーダー しし座流星群の観測を現在行っています。

アマチュア無線による流星観測。(英文) しし座流星群の観測速報あり(ただしグラフです)



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