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日本の火星探査機、発進!

PLANET-Bのイメージ(宇宙科学研究所による)PLANET-Bのイメージ(宇宙科学研究所による)

1997年7月4日は、アメリカの火星探査機マーズ・パスファインダー号(Mars Pathfinder)が火星に着陸した日です。ローバーといわれる小型自動車ソジャーナが火星を走り回る様子は、インターネットでも中継されて大変な話題になりました。

さて、それから一年、1998年の7月4日は、日本初の火星探査機 プラネットB(PLANET-Bが)発進します。文部省宇宙科学研究所が総力を結集して打ち上げるもので、惑星間を航行する探査機としては、1985年のさきがけ、すいせい(PLANET-A)についで3機目となります。

発射は早朝3時。鹿児島県内之浦にある基地から、M-Vロケットによって打ち上げられます。この探査機は、火星に着陸はしませんが、火星の周囲をまわる人工衛星となり、未知の部分が多い、火星の磁場を調べます。地球では磁場があるためにオーロラが起こるのですが、火星でもオーロラは見られるのでしょうか? そんなことも調べるのです。

また、PLANET-B は、一般公募された27万人の署名を小さなプレートに載せています。これについては、先日の記事もご参照ください。なお、PLANET-B は発進後、正式な名前がつきます。また、無事に発進したかどうかもこちらでお伝えしますが、いち早く情報が知りたい方は、下記の文部省宇宙科学研究所提供の PLANET-B ホームページをご覧ください。とても充実しているすばらしいページです。PLANET-Bのペーパークラフトもありますよ。

宇宙科学研究所 PLANET-B ホームページ
http://www.planet-b.isas.ac.jp/








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