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万年カレンダー

 この万年カレンダーは、西暦1800年から2200年まで使うことができる便利なカレンダーです。


1.万年カレンダーの使い方

 まずパターン早見表の上半分を使って、知りたい年のカレンダーパターン(A〜G,a〜g)を調べます。 例えば2010年のカレンダーを作るときには、2000年〜2099年と書いてある欄の右側で、西暦年の下2桁の「10」をさがします。するとパターンFであることがわかります。 パターンFのカレンダーを見ると2010年1月1日は金曜日、1月31日は日曜日、…ということがわかります。
 なお、網掛けしてある年(パターンa〜g)は閏年です。


2.万年カレンダーとグレゴリオ暦

 現在使われているカレンダーでは、1・3・5・7・8・10・12月は31日まで、4・6・9・11月は30日まで、 2月は平年なら28日までですが閏年なら29日までになっています。また、通常は西暦年が4で割り切れる年が閏年で、割り切れない年は平年です。ただし、4で割り切れる年のうち100で割り切れて400で割り切れない年は平年になります。 つまり西暦1700年・1800年・1900年は平年ですが2000年は閏年、2100年・2200年・2300年は平年で2400年は閏年…、となります。


   このような形式の暦を「グレゴリオ暦」といいます。 グレゴオ暦では、400年で閏年の入るパターンが一巡し、曜日も元に戻ります。 このために、例えば西暦1601年や2401年は2001年と同じカレンダーになります。 このように400年の倍数を加減することにより、右の表を使って、1900年以前や2300年以降のカレンダーを調べることもできます。
   ただしグレゴリオ暦が実施されたのは西暦1582年10月15日からであり、また国によっても採用時期が異なります。日本では西暦1873年(明治6年)1月1日(旧暦明治5年12月2日の翌日)から用いられています。 この万年カレンダーはグレゴリオ暦に基づいて作っていますので、グレゴリオ暦採用以前には使えません。