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七夕

1.七夕
   七夕は、7月7日に行なう星祭りです。七夕の日は、一年に一度だけ「おりひめ(織女)」と「ひこぼし(牽牛)」が天の川の上でデートをする日といわれ、この日にちなんで、願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、おりひめ星に技芸の上達を願います。
   下には、2020年までの旧暦の7月7日を示しておきます。現在のこよみでは7月7日は梅雨の時季にあたるため、星の見えない日が多いですが、旧暦では天気の良い時季になることがわかります。
   地域によっては、七夕祭を一ヶ月おくれで行なっている場合がありますが(仙台の七夕祭など)、これは新暦と旧暦の日付の差が大体一ヶ月である事から、旧暦7月7日に近い日付でお祭りを行なうようにしているのです。

2.七夕の起源
   七夕の起源には、大きくわけて二つの説あります。一つは、織女と牽牛の物語にちなんで星をながめ、針などをお供えして技芸の上達を願うという、中国の星祭り「乞巧奠(きこうでん)」が日本に伝わったという説です。
   もう一つは、毎年7月7日に「棚機女(たなばたつめ)」という巫女が水辺で神の降臨を待つという、日本の民間信仰と結びついた行事があり、この行事と中国の乞巧奠が合体したという説です。


旧七夕の日付
2006年 7月31日
2007年 8月19日
2008年 8月7日
2009年 8月26日
2010年8月16日
2011年8月 6日
2012年8月24日
2013年8月13日
2014年8月 2日
2015年8月20日
2016年8月9日
2017年8月28日
2018年8月17日
2019年8月7日
2020年8月25日