しし座流星群速報(11月18日未明)
明るい流星が流れるしし座流星群は、多くの人がその出現を待ち構えたが、1999年11月18日未明には、昨年以下の出現しか見とめられなかった。

低気圧が発達し、全国的にあいにくの天気となったため、見られなかった人が多かったしし座流星群だが、かりに天気がよかったとしても、ほとんど流星の出現はなかった。ピークは日本時間の昼頃と予想されており、そのころ夜となるヨーロッパなどで出現が認められる可能性はある。しかし、電波観測その他でも、かなり少ない出現しかみとめられておらず、ひかえめな予想をさらに下回る出現となっている。また、海外でも目立った出現は報告されていない。

なお、電波観測の出現情報は、京都大学MUレーダーのページにある。


【天文・宇宙】の話題
科学あれこれ
ホームページへ