プラネタリウムでもご紹介している「しし座流星群」についての質問が多くなってきました。テレビや新聞などでも、時々取り上げられているようです。今回から、何回かにわたって、こちらでも紹介していくことにします。
■予備知識:しし座流星群は、毎年11月17日深夜から18日の明け方にかけて、しし座を放射の中心とした流星が見られる現象です。といっても普段はほとんど見られず、この流星群の母体となる、テンぺル・タットル彗星が地球に接近する前後2〜3年だけ見られるというものです。
今年は、まさに33年ぶりにテンペル・タットル彗星が接近する年で、特に今年と来年は多くの、しし座流星群の流れ星が見られることが期待されています。ただし、月あかりなどの条件は、今年のほうがいいとされています。
このしし座流星群については、多数の WWW サイトが開かれています。まずは、そちらを参照してみてください。
サイト名 | 特長 |
母体 |
国立天文台 | 日本最大の天文機関のサイト、週変わりのニュースページが充実。特設ページでも、アマチュア団体のリンクもふくめ、解説がある。イベント情報もあり。テンペル・タットル彗星の画像も見られる。 |
文部省国立天文台 |
しし座流星群全国高校生同時観測会 | 各地の高校の天文部などの高校生グループが、全国さまざまな地点で同時に観測をするプロジェクトのホームページ。資料集などが充実しつつある。あなたが高校生か先生なら、ぜひ参加されては? |
同実行委員会 |
しし座流星群ガイド | 横浜の科学館でも、しし座流星群の特集をしています。科学的にも正確で、ていねいな解説です。また、ここのプラネタリウムでも、しし座流星群についての投影をやっていて、そのシナリオも読めます(大阪ではシナリオなしのアドリブで投影しています) |
横浜こども科学館 |
しし座流星群オリエンテーション | しし座流星群の観測のしかたなどを、活躍中のアマチュア天文家がレクチャーするものです。仙台と宮崎のほかは関東と関西になってしまいますが、ご覧になってはいかが? 9月の行事もあります。 |
同実行委員会 |
Leonids Outburst Page | 英語のページですが、しし座流星群の歴史から、今年の予測、NASAの科学者の観測計画までさまざまな情報が載っています。Matsunaga さんの個人的努力による日本語訳ページもあります。 |
NASA(アメリカ航空宇宙局) |
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