天体写真は、最近流行しているデジタルカメラでも撮影することができる。いや、むしろ天文学の現場では、それがふつうになっている。しかし、市販の普及品では、露出時間などが調整できないものが多く、あきらめてしまっている方も多いようだ。 しかし、フィルムよりはるかに高い感度をいかして、惑星の写真などをうつすと、これがなかなかいけることを、神奈川県湘南台高校の山本教諭が証明した。教諭は大阪市立科学館を視察でおとずれたさいに、見学した50cm望遠鏡ののぞきぐちににカシオ社からでている廉価なデジタルカメラQV10Aのレンズ部を押しつけいくつかの写真を撮影した(これをコリメート法という)ところ、これがなかなかの出来映えであった。
作品は、このWEBサイトに新設した大阪市立科学館天文台ギャラリーに飾らせていただいている。なお、写真を快く提供いただいた、山本教諭に感謝申し上げます。
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